講師:あかしのぶこ、尾崎 玄一郎・尾崎 由紀奈、鈴木 健司、東郷 なりさ、野坂 悦子、MAYA MAXX 全6回 各40分 / 2023年配信講座
子育てに絵本は欠かすことのできない存在です。絵本は保育現場において、こどもたちの生活を下支えし、想像力に活力を与え、こどもや保育者、植物や生き物を結び合わせてくれます。本講座では、そんな絵本のつくり手たちを訪ねます。つくり手がいなければ、絵本は生まれてきません。そして、絵本を読み継ぐこどもたちがいなければ、絵本は残りません。こどもの生活や遊びを軸にする保育現場にとって、絵本は必要な環境です。そして、その絵本は、こどものために物語をつくる大人と、こどもが生きる日常の物語が重なり合った時に、こどもたちの生活の中で豊かな体験として、心に残るように思います。そんな、こどもの心と魂に触れる絵本のつくり手を訪ねて、絵本が生み出されるまでを伺います。
回 | タイトル | 内容 | 講師 |
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第1回 | 美流渡にあるアトリエを訪ねて | 3年前に北海道へ移住し、美流渡にアトリエを構え、地域と交流しながら創作活動をするMAYA MAXXの「今」に迫ります。 | MAYA MAXX |
第2回 | 『さんぽにいったバナナ』ができるまで | 2022年、絵本作家となった鈴木健司氏。デビュー作は、絶妙なユーモアが笑いを誘う物語。作品ができるまでの思いをお話しいただきます。 | 鈴木 健司 |
第3回 | 絵本が生み出されるフィールドを訪ねて | 『あなほり くまさん』(福音館書店)など、知床の自然を描くあかしのぶこ氏。彼女が描く道東を訪ね、その自然を絵本に描く思いを探ります。 | あかしのぶこ |
第4回 | 自然を描く、季節を描く | 『さくらがさくと』『ハクセキレイの よる』(福音館書店)など、自然へのまなざしの深さが絵本に表れています。アトリエで実際の絵本づくりをお見せいただきます。 | 東郷 なりさ |
第5回 | 言葉を探す仕事〜翻訳と創作を巡って〜 | オランダ語を中心に、絵本から児童書まで多くの作品を翻訳、また創作される野坂悦子氏に、こどもが読む物語についてお話しいただきます。 | 野坂 悦子 |
第6回 | 奇妙で魅せられる物語たち | 砂場の地下にある喫茶店や汽車のための銭湯など、奇想天外な舞台で繰り広げられる独特な物語。そんな絵本を生み出すお二人のアトリエを訪ねます。 | 尾崎玄一郎、尾崎由紀奈 |
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