こどものとも0.1.2. 2023年3月号
カランカランコロン
中野明美 文 / ささめやゆき 絵
楽しいという経験を赤ちゃんと共に
今月の『カランカランコロン』の表紙を見てください。主人公のはるくんの楽しそうなこと。タヌキくんもトラくんもカンガルーの親子もシマウマさんもなんと楽しそうなのでしょう。この「楽しそう」が赤ちゃんにはすぐに伝わります。
なぜって? 毎月の「こどものとも0.1.2.」をもう一年近く、園では担任に読んでもらい、お家ではお母さん、お父さん、家族の人たちに読んでもらって楽しんでいるからです。だから3月号は表紙を見ただけで楽しいことがわかります。
はるくんがガラガラを鳴らしてやってきます。「カランカランカラン コロンコロンコロン」そこへタヌキくん、トラくん、カンガルーの親子、そしてシマウマさんが次々に、タンブリン、ラッパ、カスタネット、シンバルを鳴らしてやってきます。最後のページは繰り返し読んでいると楽しい合奏になります。
読み方アイデア
絵本と同じことをやりたくなりますね。ぜひやってみましょう。ガラガラ がなければ、空いた容器に音の出るものを入れて蓋をすれば、アッという間にガラガラに変身。それから箱でも空きカンでもいいので、音の出るものを集めてカランカランコロンごっこを始めましょう。絵本の最後の場面を見ながらやってもいいですね。来年度も「こどものとも0.1.2.」を続けて楽しんでください。
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