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こどものとも0.1.2. カランカランコロン


こどものとも0.1.2. 2023年3月号

カランカランコロン

中野明美 文 / ささめやゆき 絵



楽しいという経験を赤ちゃんと共に


今月の『カランカランコロン』の表紙を見てください。主人公のはるくんの楽しそうなこと。タヌキくんもトラくんもカンガルーの親子もシマウマさんもなんと楽しそうなのでしょう。この「楽しそう」が赤ちゃんにはすぐに伝わります。


なぜって? 毎月の「こどものとも0.1.2.」をもう一年近く、園では担任に読んでもらい、お家ではお母さん、お父さん、家族の人たちに読んでもらって楽しんでいるからです。だから3月号は表紙を見ただけで楽しいことがわかります。


はるくんがガラガラを鳴らしてやってきます。「カランカランカラン コロンコロンコロン」そこへタヌキくん、トラくん、カンガルーの親子、そしてシマウマさんが次々に、タンブリン、ラッパ、カスタネット、シンバルを鳴らしてやってきます。最後のページは繰り返し読んでいると楽しい合奏になります。


読み方アイデア

絵本と同じことをやりたくなりますね。ぜひやってみましょう。ガラガラ  がなければ、空いた容器に音の出るものを入れて蓋をすれば、アッという間にガラガラに変身。それから箱でも空きカンでもいいので、音の出るものを集めてカランカランコロンごっこを始めましょう。絵本の最後の場面を見ながらやってもいいですね。来年度も「こどものとも0.1.2.」を続けて楽しんでください。




 

藤田春義(ふじたはるよし)
1954年秋田県生まれ。むかわ町にて保育の仕事を6年余り経験し、その後、札幌第一こどものとも社に勤務。1996年に絵本とおもちゃの専門店「ろばのこ」を立ち上げ、育児教室を開催してきた。北翔大学短期大学部非常勤講師。札幌国際大学非常勤講師。

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