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こどものとも0.1.2. はなちゃん いない いない ばあ

  • 3月4日
  • 読了時間: 2分

こどものとも0.1.2. 2025年3月号

はなちゃん いない いない ばあ

やぎゅうげんいちろう さく


変化を楽しむ遊び


「いないいないばあ」という昔ながらの遊び。乳児にとってそれがおもしろいのは、成長の発達段階との関わりがあるのですが、こどもがおもしろがるのことが「遊び」として、伝承遊びやわらべ唄、絵本にもなっています。この本は、顔じゃなくて植物の開花。この場合「いないいないばあ」という言葉は、タイムスリップする魔法の言葉ですね。


「いないいない」という時間があるからこそ、ページをめくって、花が咲くことの喜びが膨らみます。隠れていたものが突然出てくる、驚きやうれしさ(特に、自分の好きなものが目の前に現れる)を遊ぶコミュニケーション。変化することを楽しむ遊びでもあります。「いないいない」を楽しむつもりで読んでみてください。それは、出てきたうれしさを膨らませてくれます。


絵本の世界と、春めいた外の散歩を結び付けるのも一つのアイディアです。蕾に向かって「いないいない」、芽吹いた葉に向かって「ばあ」と、自然を愛でる体験にもつなげることができるでしょう。


☆こぼれ話

娘が「はな」というので、まるで娘のための絵本のようだとうれしくなって家に持って帰りました。本人も喜ぶかと思いきや、あまり反応がありませんでした。でも、僕にとってはうれしい絵本です。こどもの中にあるたくさんの蕾が、「いないいない」という時間を経て、パッと咲きますように!




 

藤田進(ふじたすすむ)
好奇心や探究心をたっぷり使いながらこどもと日々を過ごせるように、そして、こどもとこの地球や社会をどのように分かち合うかを模索しながら、絵本やおもちゃの販売、庭しんぶんの発行、研修事業などを運営中。札幌第一こどものとも社代表。庭しんぶん編集長。3児の父。

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