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1歳 おもちゃ選び

1歳児のお部屋シュミレーションガイドの続編です。1歳児の感覚的・身体的な発達にとって必要な道具、おもちゃ、備品についての基本的な内容になります。1歳児の保育環境について考えるヒントに!



内容

1歳児の発達と遊び ねらいと内容(保育指針より抜粋)

・歩き始めから、歩く、走る、飛ぶなどへと、基本的な運動機能が次第に発達する
・つまむ、めくるなどの指先の機能の発達により食事、衣類の着脱も保育士等の援助の下で自分で行うようになる
・身近な環境に親しみ、触れ合う中で、さまざまなものに興味や関心を持つ
・安全で活動しやすい環境での探索活動を通して、見る、聞く、触れる、嗅ぐ、味わうなど感覚の働きを豊かにする
・おもちゃなどは、音質、形、色、大きさなど、こどもの発達状態に応じて適切なものを選び、遊びを通して感覚の発達が促されるように工夫すること

座って、立って手を使うおもちゃ

・マグネット
・キー・ハウス

目と手の協応動作を促す

・シロフォン付玉の塔
・トレインカースロープ
・ばけつの玉落とし
・ノックアウトボール
・Jハンマートイ

手を使い、入れたり出したりして色・形に気づく

・ロンディ
・ステップパズル
・はめ絵
・リグノ

手を使い、入れたり出したりして色・形を認識する遊び

・フォームス
・Mポストボックス
・ビルディングカップ
・ディスクキューブ
・ミニ箱積み木 色

手を使い、つなげる、並べる、積む遊び

・エデュコチェーン
・プラステン

形を合わせ、色・形に気づく

・ステッキ遊び
・ノブ付パズル

手を使う紐通しの遊び

・リグノ
・ひも通し

手をコントロールして並べる、積む

・M積木

大切なのは環境を通して築く環境

こどもの行為だけではなく、こども自身に興味と関心を持ち、目を合わせ、微笑みかけて関わるあなたが醸し出す受容的、応答的態度により、こどもは意欲的に遊び、さまざまな感覚を味わうと同時に発見の喜びや達成する満足感を味わう

 

藤田春義(ふじたはるよし)
1954年秋田県生まれ。むかわ町にて保育の仕事を6年余り経験し、その後、札幌第一こどものとも社に勤務。1996年に絵本とおもちゃの専門店「ろばのこ」を立ち上げ、育児教室を開催してきた。北翔大学短期大学部非常勤講師。札幌国際大学非常勤講師。

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